初めてプレーリードッグを買うときに迷うのが、『どんなケージにしよう?』ということ。そんな人のために、プレーリードッグに最適なケージをご紹介します。
↑ケージの上に立って周りを見渡しているプレちゃん。こうやってスクッと立っている姿は野生のプレーリードッグっぽいですね。
床が網目状になっているものが清潔
基本的に「プレーリードッグ専用ケージ」というものはないので(稀にあるのかも?)、うさぎのケージを代用します。
なぜうさぎなのかというと、うんちの形状や足の大きさ、体の大きさが似ているからです。
プレーリードッグは、トイレの場所を覚えてくれない子もいます。なので、床が網目になってないと排泄物で手足が汚れてしまうのです。
プレーリードッグは皮膚病になりやすく、汚れた手足は感染症→皮膚の炎症になってしまうことも。その点、排泄物が下に落ちる網目状の床であれば、足や体を清潔に保ちやすいです。
また、手足が常に清潔のほうが、だっこしたり外に出してあげるのもスムーズです。
▼ちなみに、うちで使っているものはこちらの型とほぼ一緒。
ケガを防ぐには床の素材が大事
網目状になっている床には、プラスチック素材のものと金属素材のものがあります。
おすすめは、プラスチック素材です。
金属素材のほうが手足が汚れなさそうに見えるのですが、金属素材のものは手足がひっかかって骨折…となってしまうこともあります。
また、穴のない床に近いプラスチックのほうが、日常的にも快適なんですよね。
少し穴は小さくなりますが、広範囲が汚れるということはありませんので、過ごしやすいものを選んでくださいね。
▼こういう床が網目状になっているケージは、足に負担がかかります。

マルカン MR-995 うさぎのカンタンおそうじケージH50P
- 出版社/メーカー: マルカン
- メディア: その他
お掃除しやすさも考えて
意外と重要なのが、床下トレイが引出し式かどうかということ。
プレーリードッグの病気を防ぐには、毎日床下をきれいにして、排泄物やチモシーのくず・食べかすをお掃除してあげる必要があります。
そのため、床下トレイが引き出せるものだと、さっと引き出してお掃除できて便利です。
▼床下には、ペットシーツを敷いておくとお手入れが楽です。
ちなみにうちでは、床下トレイに新聞紙をあつめに敷いています。
そうしておけば、新聞紙ごと丸めて捨てられるので毎日のお手入れが楽だし、地味に経済的!
でも、新聞紙であれペットシーツであれ、何か敷いていたとしても、感染症防止のために、週に一度は床下トレイを除菌シートで拭きましょう。
▼さきほどご紹介したうちで利用しているケージだと、交換式トレイも売っていて便利&衛生的です。
ケージ内に設置するもの
プレーリードッグの生活・ 健康のためにおいているのは
- エサ箱
- 水入れ
- かじり木
- チモシー
- おうち
必要な理由と、どんなものを選ぶかというのはこちら。
エサ箱
ケージに固定できるようにします。口にくわえてガンガンゆらすこともあるので、固定でないとエサが飛び散ります。
▼一般的なケージであれば、がっちり固定できます。
水入れ
毎日取り替えるので、使いやすいものを。ペットボトルホルダー型のものが便利です。
ペットボトル式は、最初は仕組みが理解できるかな?と不安だったのですが、数回やってみせたら覚えてくれました。
▼ペットボトルが取り替えられるものが衛生的。
かじり木
かじるものがないとストレスが溜まるし、歯が伸びすぎてしまいます。
げっし類なので、前歯が伸びすぎて顎をつきやぶる、ということもあるそうです!
チモシー
固形のエサだけだとカロリーが高く、太ってしまいます。毎日新しいチモシーを一掴み、エサ箱のちかくに置いておきます。食べ残しは放置せず、取りましょう!
※人間のお米と同様、新刈りのチモシーは味が違うようです。ガツガツ食べてくれます。
おうち
暗くてせまい、巣穴のようなものがあると安心します。
▼うちの子も大好きなチモシーのおうち。ガジガジ遊んだり中に入ったり、お気に入りです。
ざっと必要なアイテムをご紹介しました。
他にもなにか知りたいアイテムがあれば、コメントにてお知らせください(^^)/